どんぐりでだんごを作ってみた


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 昔、「どんぐりだんごをつくろう」って絵本があったんです。
 小学生時代その絵本が好きで好きで、どんぐりなんていうその辺にたくさん落ちてる子供が遊びに使うくらいしか用途がなさそうなものが食べられる!美味しい!(妄想)ってすごくあこがれて、拾ってきたどんぐりを煮たことがあったんです。
 よい子は親と一緒にやってください。
 一人でやった結果、ものすごいアクで食べられたものじゃないまっずいものが煮えてしまい、団子までたどり着けずに挫折しました。
 たぶん小学4年生くらいの出来事でした。

 でも大人になったからきっとおいしいどんぐりだんごが作れるはず!
 と試してみました。


どんぐりを拾おう!

 大人になった私は学習したのです。
 その辺に落ちてる子供が大好きツヤピカどんぐり君はあくが多くて不味い!
 そもそも美味しいどんぐりと不味いどんぐりがあるって発想がありませんでしたよね。
 でも近所の神社で見つけてしまったのです

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 スダジイ君!
 よく見かける帽子をかぶったどんぐりと違って全体が皮の中に入ったようなやつです。
 どんぐりだなー、という外見なんだけど、さきっぽが曲がってるし小粒だし、子供にはウケないタイプ
 三日くらい早朝30分のどんぐり拾いタイムを設けてあつめましたー。神社は綺麗に掃除されてるので、そんなに大量には集まらない。でも落ちて時間がたったどんぐりは虫食いしてたり乾燥してるので新鮮などんぐりを拾います。
 人生ではじめて新鮮などんぐりとか言ったわ。
 その間どんぐり内で虫が育ったらやなので冷蔵庫に入れときました

分別して皮を剥こう!

 ここから一人だとつらいので3人の共同作業です。
 
 まずはどんぐりを水に浸けて浮かんでくるやつを捨てます。
 フレッシュどんぐりじゃなかったやつらですね。
 落っこちて時間がたつと身の水分が蒸発するので殻と身の間に空気がたまって軽くなります。こういうのは食えないのでポイ。
 しばらく水につけといた方が剥きやすかったです。

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 スタートー

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 ペンチでパキっと割れ目をつけたら爪で割っていきます。
 それから中身を取り出して薄皮が取れたら取る。

 ひぃー。
「え?これ地味につらくない?」
「縄文時代これ食べてたとかヤバイ」
「縄文時代つらい」
「この作業だけで一日が終わる」
「縄文時代ペンチない」

 正直心が折れます。
 誰だこんな過酷な作業を子供向け絵本にしたやつ。
 大人の心が折れるわ。
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 殻と身の比率がヤバイ。
「正直これは一人分なのでは?」
「縄文時代過酷すぎる」

 あまりの辛さに拾った半分のどんぐりで力尽きました。
 両手でひとすくいするくらいの量しかない

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 残っていた薄皮は水に浸けてしばらくするとふやけてきます。
 米を研ぐより強く揉みあらいしてやるとぷかぷか浮いて来るので何度も水をかえて綺麗にしていきます。どうしても取れないのは指でこすると簡単にとれちゃう。

「縄文時代過酷(もはや合言葉)」



茹でて潰そう!

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 ホカホカ!
 20分くらい茹でてみました。ホクホクになってる・・・・かな?
 失敗したなと思ったのはどんぐりの大きさなどで湯で加減がバラバラになってしまったところ。
 給水時間を一晩くらいとって、それから30分くらい茹でるのがよさそうです。

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 このためにかったすり鉢が!
 潰してみるとまだ硬い奴が結構ありました。そいつらは分けて水につけてレンチンしてしまった。

「わりと潰れないんだけど」
「縄文時代過酷」



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 全量一気にやるのは諦めて、少しずつすりつぶします。
 この時適度に砂糖も加える。


ふかして完成!

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 一口サイズに丸めて10分ほどふかします。
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 完成!
 砂糖の味だけつけたやつを、そのままいただきます。
 縄文時代砂糖もなかったけど、なるべく素朴などんぐりの味を楽しんでみましょう!


まとめ

 子供の頃の夢を実現してみて思います。
「子供のうちにやっておくべきだった」
 子供時代ならキラキラした思い出にできたんじゃないでしょうか?!

 いろいろ知っちゃった大人になってやってみて思うのは
「拾い集めるのが大変、縄文時代つらい」
「殻剥くの過酷、縄文時代つらい」
「潰すの大変、縄文時代つらい」

 そして食べて思う事
「不味くはない」
「芋と栗の間みたいな味」
「お米最高」
「主食の座を奪われた理由がわかる」
「縄文時代つらい」


 総合的に言って、楽しかったです。
 でも二度目はないかな!!!何せ皮むきがつらかったんですよ。